今日は、保育演習2年次の授業に姫路日ノ本短期大学の山本邑太先生をお迎えし、「児童養護と愛着について」の講義を受けました。山本先生は、施設保育士として、児童養護施設に勤務されていた経験がおありで、その経験から、発達基盤となる「愛着」について、高校生に分かりやすく伝えてくださいました。
「乳幼児期(1~2歳)に十分な心の安定や信頼関係を築けた子どもは、その後、社会性を獲得し、行動範囲を大きく広げることができ豊かな教育を受け成長することができる。君たちが大切に育てられたことで、ここでこうして勉強できています。」
また、幼児期の研究が進み、医学的に問題を抱えている場合と、後天的な事由からの問題とでは、同じ状態に見えても対処の仕方が正反対であること、その区別が非常に難しいことなども教えていただきました。
今日は、高校生たちがイメージする「保育士」とは違った側面を紹介していただけました。
講義終了後、山本先生を囲んで質問が続いた保育演習の授業でした。
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